割り切り掲示板で泊めてくれる人を探していた女の子がいて、たまたま地域が近いこともあって交渉が成立した。
こうして、待ち合わせ場所にやって来た彼女は、右手にはボストンバッグ、左肩にはショルダーバッグと、完全な家出武装だった。
僕のマンションに彼女を通すと、若干居心地が悪そうに遠慮がちにその大荷物を部屋の隅に置いた。
「ルームメイトとケンカしちゃいまして」
都内の女子大に通う彼女は、友達とルームシェアしていた。
だが、掃除などの共同作業に落ち度があるルームメイトを叱責すると、そこから大ゲンカになり、部屋を追い出されたのだそうだ。
そういう理由ならば、相手を追い出すならともかく、追い出される流れがよくわからない。
まあ、理由などはどうでもいい。僕は、一晩彼女を泊めてセックスできればそれでいい立場だ。すらっとした体格で腰回りがキュッと引き締まっている彼女は、絶好の性的対象だ。
彼女もそれは理解していて「あんまり経験ないんで優しくしてくださいね」なんてしおらしいことを言ってくる。
狭いバスルームで一緒にお風呂にも入ってくれた。明るいところで彼女のヌードを見ると、なかなかにいやらしい体をしていた。
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ただ、彼女は僕がやる行為に抵抗こそ見せなかったが、反応が鈍いことは気になった。ちょっと濡れてきたかな、と思ったら、すぐに乾いてしまう。
それでも何とか挿入までこぎつけて、僕はほどなくイッてしまったが、彼女は小さく声こそ漏らしたものの、オルガズムには程遠いように感じられた。
翌朝、目を覚ますと、彼女は部屋をきれいにして、朝ご飯まで用意してくれて僕の起床を待ってくれていた。
かつて見たことのない部屋の整然さを見て、彼女の几帳面さがひしひしと感じられた。あまりにきちんとしていて、これは逆に共同生活する人間としては、ここまでのものを要求されるようでつらいだろうな、と思った。
「食べたら帰りますね」
と、彼女はつれなく言った。あの子、私がいないと何もしないし出来ないから、とルームメイトのことを気にしていた。
相容れない部分がある二人だが、それ以上に相容れる部分の方が大きいことに気付いたという。
「私を満足させてくれるのは、たぶん、あの子だけなんですよ」
それが普段の生活を言っているのか、夜の性活を言っているのか、彼女の言葉の真意を僕は図りきれなかった。
援デリ
センズリ鑑賞のプチ援